インド、マレーシア、フィリピン留学/滞在先比較
アジア留学の目玉のひとつは、何と言っても「低コスト」ですが、安いからと言って、あわてて決めてしまうのはナンセンス。アメリカとイギリスの語学留学はそれほど変わりませんが、フィリピン-マレーシア-インドの語学留学は結構違います。行き先はじっくり比べて決めましょう。
国別概要
- インド
- 学校寮、アパート、ホームステイなどの滞在先があります。ホームステイ紹介が可能なのは、デリー、グルガオン、デヘラドゥン、ゴアの4か所。学校寮が基本になります。また、学校寮には、学校所有の寮、学校が提携のアパート/ホステルをアレンジしてくれるケースがあります。
- 日々改善されてはいますが、学校寮、学校がアレンジしてくれるアパート/ホステルはそれほど立派なところでは、ありません。料金もそれなりにリーズナブルです。最初見たときは、「とてもムリ」という人もいますが、1~2週間で慣れます。それでもムリな場合は、月5万円程度の予算で、それなりにきれいな部屋に移ることもできます。 また、ホームステイは、比較的裕福な家庭が多く、料金の割に豪華な滞在ができるケースが多いと言えます。
- マレーシア
- 滞在は、民間の学生寮、学校寮、民間のコンドミニアムになります。料金は、シングルルームで、月5万円程度から。設備も問題なく、快適な生活が送れるところが多いと言えます。
- マレーシア国民の7割程度がムスリム(イスラム教徒)ですので、ホームステイはほとんど見つけることができません。イスラム教に則った生活ができる、ムスリムの学生のみ受け入れるというホームステイが若干ある程度です。
- フィリピン
- 滞在、食事、洗濯がセットになり、学生は勉強に集中するというのがフィリピンスタイルの留学です。ですので、ほぼ100%の学校が、教室と滞在先が同じ敷地内にあるか、徒歩圏内に位置しています。
- 部屋はシングルルームから4人部屋くらいまで、学校によりまちまちです。ホテル内に滞在先と教室がある学校や、リゾート並みの施設を備えた、学校/寮一体型の学校もあります。寮などが古い場合、虫が入ってきたり、衛生面で問題のあることもあるので、滞在先がしっかりしているかということも、学校選びのポイントになります。また、一人部屋を割高なことが多いので、注意が必要です。