インド留学 大学進学、大学院進学

~インドへ留学しよう~

国際金融や技術協力分野で、日本とアジアとの関係は急速に緊密さを増しています。
同じアジアの国でありながら、文化や習慣で差異の多いアジア圏の国に留学し、グローバルな感覚を養うことは、近い将来大いに役立つ経験となることでしょう。

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~大学留学概要~

インドには、国立大学(セントラルユニバーシティ)、州立大学、私立大学、準大学、州政府公認の専門カレッジなど、1,500校以上の大学レベルの高等教育機関があります。IIT(インド工科大学)など、トップ校は入試倍率が100倍にもなる超難関校。卒業生は、欧米の名門大学院に進学したり、有名企業に就職しています。

インドの大学は、入り易く、卒業が難しいと言われますが、十分な語学(英語)力があり、高校の成績(GPA)が2.5以上であれば、中級レベル以上の大学に合格可能です。ただし、入学後の授業は厳しく、出席率や試験の成績が基準に満たないと、容赦なく落第させられます。
インドの大学課程は多くの文系学部で3年、理系学部で4-6年となっています。文系学部であれば、1年間しっかりと語学を身につけてから大学に進学しても、4年間で修了することが可能です。

インド 大学教育の特徴


授業は英語で行われる
  • インドは、アジア新興国の中で最も進んだ高等教育システムを持つ国の一つです。英語で授業を受けることができるので、中東諸国や周辺の国々から多くの留学生がインドの大学で学んでいます。

費用が安く、就学期間が短い
  • 就学期間が短い。多くの文系学部の修業期間は3年間です。語学学習に1年をかけたとしても、総期間4年で、大学卒業資格を得ることができます。尚、理系学部は、大半のプログラムが4年以上のコースです。
  • 費用が安い。授業料は、ビジネス、社会科学などの文科系コースで年間30万円~60万円程度。ITやエンジニアリングなど理科系コースで年間50万円~80万円程度です。滞在費や生活費を入れても年間100万円~150万円程度で留学できます。

コース内容
  • インドの大学教育では、Employability(企業や組織に就職したり転職したりできる能力)が重視されています。カリキュラムにインターンシップを含む実践的なコースや職業訓練的な要素を含むコースが数多く開講されています。
  • インドの大学で編入を認めている大学はあまりありません。
  • インドの多くの大学では、出願時に英語力の証明(IELTS等の結果)の提出は求められません。また、大学内に学生向けの英語コースが設けられていたり、文系コースでは、カリキュラムに英語クラスが含まれているプログラムもあります。
  • インドの修士コースは、1-2年で設定されています。修士課程と博士課程の間にM Philという課程を設けているコースもあります。

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インドの教育制度

インドの学校教育の標準モデルは、初等学校(5年/6~10歳)、上級初等学校(3年/11~13歳)、中等学校(2年/14~15歳)、上級中等学校(2年/16~17歳)、高等教育(18歳~)となっています。高等教育機関には大学、大学院などがあり、修業期間は一般に、大学学部が、芸術/文科系3年、技術系4年、医学系5年、大学院修士が社会科学系1年、その他2年~です。 
また、社会科学系学生の大学院進学率は高く、大学学部生活と合わせ、4年間で大学院修士(MBA等)の資格を取得して社会に出て行く若者も少なくありません。

入学試験

インド人学生の場合、大学ヘの入学者は、通常、上級中等教育修了試験の成績および各大学の入学審査により選抜されます。
留学生の場合は、通常、オンラインなどで出願書類を提出し、まず書類審査を受けます。書類審査が合格すると仮入学許可証が発行され、インド渡航後に提出書類の原本を提出し、面接試験等を受け、最終的な合否が決定します。 IITやデリー大学などの最難関校を除き、高校(大学院の場合は大学)までの成績が50%~60%以上であれば、書類審査はほぼ合格します。尚、アメリカやイギリスなどの大学と違い、一部の有名校、名門校を除いて、出願時にIELTSなどの語学力の証明の提出は求められません。 また、大学学部では入学後のカリキュラムに英語クラスが含まれることもしばしばあります。

出願締め切り、入学時期

留学生の出願締め切りは、多くの学校が3月中旬~末となっています。(大学院や一部の学校は、前年の12月締め切りということもあるので、注意が必要。)また、新学期は6月、または7月からというのが一般的です。

また、1月など、学年途中からの編入を認めている学校もありますが、インド人学生が優先であり、留学生が編入できるチャンスはかなり限られます。

学費について

インド人学生に比べ、留学生の学費は高めに設定されているケースが多いとは言え、現地での生活費なども含めて考えれば、インドの大学への進学は日本の大学に進学する場合に比べ、かなり安いと言えます。

インド大学 学費例 (大学学部レベル)

  • デリー大学:外国人登録料/US$300、施設費/US$100、授業料/Rs.6000~6500/年、寮費/Rs.1600~2000/月、雑費/Rs.4500~/月 (以上から1年の学費の概算額:約¥50,000)→外国人学生登録案内
  • ジャワーハルラール・ネルー大学:理系/US$750/学期、理系/US$500/学期、雑費/US$100/学期(以上から滞在費を含まない、1年間の学費の概算額:¥50,000~¥70,000) →学費一覧
  • グラフィック エラ 大学:登録料/US$750、授業料(理系)/US$6000/年、授業料(文系)/US$4000/年、その他入学金・施設費・テスト代など/US$800/年 (以上から滞在費を含まない、1年間の学費の概算額:文系約¥450,000、理系約¥600,000) →学費一覧

専門学校(専門コース)への進学

大学、大学院の学位取得コース以外にも、IT、アニメーション、ビジネス、環境、アーユルヴェーダ、ヨガ、インド料理、ダンス等いろいろな専門コースが開講されています。期間も1ヶ月~1年程度のものまで様々です。申込時に語学力を問われることは多くはありませんが、大半がインド人学生向けのコースですので、十分な語学力を身につけておく必要があります。また、週2~3時間という場合は、フルタイムの留学生向け語学スクールと並行して受講することもできます。

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大学、大学院、専門学校進学サポート

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ナマステジャパンは、インド国営の大学審査機関がAランクに認定し、且つ、留学生の受け入れに積極的な大学の出願手続きをお手伝いしています。詳しくは、メールにてお問い合わせ下さい。

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インド政府奨学金制度

日本に居ながら、手続きを確実に進める方法としては、各大学の交換留学制度を利用するほかに、インド政府の奨学金制度を利用する方法があります。

大学、大学院の課程を対象としたもの、伝統医学分野を対象としたもの、ヒンディー語研究奨学金の3種類があります。 2019年度の募集要項は、以下の通り。詳しくは、日本学生支援機構ホームページにて、ご確認下さい。

インド政府奨学金

1. 募集人員: 10名
2. 専攻分野: インドの大学で専攻できる分野(ただし、医学、歯科、看護分野は対象外)
3. 受入機関 インドの指定大学及び研究機関 ※ INDIAN COUNCIL FOR CULTURAL RELATIONSのウェブサイトで確認。
4. 給費期間 2020年授業開始月~卒業(学位取得)まで(詳細は確認すること) ※受入機関及び課程決定後の変更は認められない。
5. 待遇 奨学金支給
学部:月額 18,000ルピー
大学院:月額 20,000ルピー
博士課程中期(研究修士)・博士課程:月額 22,000ルピー
ポストドクター研究:月額 25,000ルピー
授業料等納付金支給
実費額をICCRが直接受入機関に支払う。
宿舎費支給
原則、受入機関指定のホステルの実費額を支給するが、空きがない場合は、都市のグレードに応じて民間宿泊施設の費用を支給する。
臨時費用(書籍や文房具購入のために毎年支払われ、課程修了まで支給される) 学部:年額 5,000ルピー 大学院:年額 7,000ルピー 博士課程中期(研究修士)・博士課程:年額 12,500ルピー ポストドクター研究:年額 15,500ルピー
医療費支給(歯科など一部の治療を除く) ※受入機関付属のメディカルセンター等や政府の病院に限る。
論文作成費支給(給費期間内に一度のみ支給される) 博士課程:10,000ルピー 上記以外の課程(研究計画の提出が求められる):7,000ルピー
セミナー/学会等参加登録費
Ph.D.:1回につき上限 5,000ルピー
Ph.D.の課程中に1年につき1回、合計2回まで支給する。※ICCRの事前承認が必要。
※日本・インド間の往復旅費は支給されない。
6. 応募資格 日本国籍を有する者
学歴: 博士課程修了レベル:博士課程修了者(2019年3月修了見込みの者を含む) 博士レベル:修士号取得者(2019/3取得見込みの者を含) 修士レベル:学士号取得者(2019/3取得見込みの者を含) 学部レベル:高等学校卒業者(2019/3卒業見込みの者を含)
十分な英語の能力を有する者
健康な者
今までにインド政府奨学金(ICCR)を受給していない者、及びインドで学んだことのない者。
学士課程で理工学系コースを希望する者は高校卒業レベルの物理学、化学、及び数学の知識が必要である。
7. 出願手続 出願書類 (1)英文書類、 (2)和文書類
(1)以下の提出書類のPDFファイルをメールで駐日インド大使館に提出する。
●APPLICATION FORM(所定用紙) ※タイプ入力すること。手書き不可。
●Certificate of physical fitness(所定用紙)
●高等学校以上の学業成績証明書及び卒業/修了(見込)証明書
●推薦状(もしあれば)
※すべて1部ずつ、英語で提出すること。所定用紙は駐日インド大使館のウェブサイトからダウンロード可能。

提出先:Prof. Siddharth Singh, Director(VCC), Embassy of India, Tokyo
e-mail:dirvcc@mea.gov.in(edu.tokyo@mea.gov.inをCCに入れること)

提出締切:2019年3月22日(金曜日)

(2)英語の語学試験及び面接試験を受験する。
試験日:2019年2月20日(水曜日)
場所:駐日インド大使館

(3)ICCRの奨学金ポータルサイトにて、指定された提出書類をアップロードする。
※(2)の試験に合格した者が対象。

※最終決定はICCRが選考し、駐日インド大使館を通じて後日通知される。

インド各地の日本人会

インドの主要都市には、現地駐在員の方などが中心となった日本人会があり、様々な情報提供や交流を行っています。大学進学などで長期の滞在になる場合、現地の日本人会と連絡を取っておくと良いかもしれません。


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